ウェディングドレスのコーディネート
華やかにも、スタイリッシュにも。
小物使いでドレスの印象を全く変えてしまうこともできます。
モードなドレスでも、ウェディングドレスは式服なのでセクシー過ぎたり、過度な装飾でコスプレ感が出てもいかがなものかと思います。
クライダー&カンパニーでは基本的に清楚感を大切にしたウェディングドレスのコーデを心がけています。
ここでお伝えする内容はあくまで一例です。今の時代、コーデに正解・不正解はございませんが、
ぜひ、叶えたい花嫁のイメージ作りにおいてひとつの参考にしていただけたら幸いです。
大聖堂にも生えそうなオプティカルホワイトのサテンがとてもまぶしいウェディングドレス。ボリュームラインのプリンセスラインのドレスには、スワロフスキーのティアラで上半身にゲストの視線を引き付けます。ただ、あまり大きなティアラだとせっかくのドレスにコスプレ感が出てしまうので少しだけ小ぶりのティアラがおすすめです。
胸元はゆるやかなカットで優しい印象。例えばこのドレスを30才前後のオトナ花嫁が着る場合、はっきり言うと老け見えしてしまいます。シンプルで大人っぽくなりがちなこのドレスにティアラだとますます大人に・・。そういう場合は、蝶をモチーフにしたキュートさを忘れないフェミニンな小物使いをお勧めします。
ぺタルを全身に散らせた愛らしいイメージと、マーメイドの大人びたシルエットの印象が同居した
ドレスを着こなすには、大人シンプルに着こなしたい。ドレスのお花の中心にクリスタルビーズを使っているので、アクセサリーにもクリスタルのお花でさりげないリフレイン。パリの骨董店で購入したヴィンテージボタンのイヤリングをポイントに。ベールを使う場合、ごくごくプレーンなチュールのみの物であればデザインが喧嘩しませんがやはりこれだけの華やぎのあるドレスに合わせると少し寂しい感じになるので、あまり目立たない部分のぺタルをすこしだけ取ってベールのフェイスアップ部分かコーム部分に縫い付けワンポイントにしても素敵です。
ドレス自体にタッキングやレース使い、フリルにリボン、お花など様々なデザイン手法が盛り込まれているので、あえてカチューシャなどのカジュアルテイストが残るアイテムで引き算を。ヘアアレンジもドレッシーなアップでは無く、敢えてダウンスタイルでも素敵だと思います。ちなみに同ドレスをスチール撮影した際、モデルさんは茶系のファーを身につけておりました。